大杉山 幻の大滝 >> 落差 50m? 2015/04/06

大杉山の山頂へと繋がる尾根の登山道脇、谷底に落ちるこの滝、
目測では測りきれない程の落差に暫し身惚れてしまいました。 
常時水さえあれば県下一の落差を誇る天滝をも凌駕する滝ではないでしょうか?

この滝に関する情報は当HP閲覧者の方から頂きました。
詳細な情報を頂けたお陰でほぼピンポイントで滝に辿り着く事が出来本当に感謝です。
情報、有り難うございました。

滝上部・・・ガスが掛かってちょっと神秘的。
辿り着くまではガスで見えないのではと不安だったのですが。
大杉山山頂への尾根筋から水音を頼りに木々を押しのけてちょっと斜面を下りるとこの滝姿が眼に飛び込んできました。
予想をはるかに上回る大滝にここまでの疲れがいっぺんに吹き飛んでしまいました・・・う〜ん、素晴らしい!
滝下部・・・最下部は確認する事が出来ませんでした。
総落差は果たしてどれぐらいあるのか???
上段滝前から・・・高度900m付近に架かる滝とは思えない美しい滝姿です。
カメラをセットしてイザ撮影と言う時にふと足元を見ると嫌なものが・・・
なんだか気力をそがれてしまって滝前からの撮影を断念・・・なので同行者にこの写真を提供して頂きました。

高度900m付近に架かる滝、落ち口の高度は多分950mぐらいの地点、谷の派生する大杉山の高度が1048m。
取水域はそれほど広くないと思われるので普段は水の無いただの崖なのかも知れません。
訪問前の下調べでは滝の情報は皆無・・・その為かも知れませんね。
水のある滝姿を見るには積雪のある冬季はまず無理、雪解けのシーズンか、大雨、長雨の後、
くわえてヤマビルの居ない時期・・・まさしく幻の滝ですね。


これだけの大滝を前にして今回撮った写真はたったの8枚・・・
岩滝を過ぎてから急登の連続でやっとの思いで辿り着いた滝なのに・・・ヤマビル憎しです。
多くの条件が重ならないと見る事の出来ない滝・・・次はあるかな?

この滝の全貌を写し撮るには空中撮影しかないかな???何方か挑戦してみて下さい。





餅耕地登山口から須留ヶ峰への登山コース・・・丸印が滝位置です。
このGPS軌跡図は滝情報を頂いた方に提供して頂きました・・・感謝です。
大杉山山頂への尾根筋直下の
展望所に設置されている案内板。
当日は雨とガスで展望は皆無でした。
林道終点からの登山口。
案内板が二つあってどちらが正確なのか解らないが
須留ヶ峰山頂までここから2K近くあります。
林道終点。
林道出会い。
第二登山道に入ってからこの林道出会いまで
かなり急峻な上りで結構疲れます。
登山口からここまで40分ぐらい掛かりました。
岩滝手前で川を跨ぎ第二登山道へ。
案内板があります。
所在地 佐嚢
訪滝案内 Google Map 検索コード  35.285100,134.702779 

アクセスは「岩滝」を参照して下さい。

岩滝前で川を跨ぎ須留ヶ峰への第二登山道を進み林道出会いを経てそのまま登山道を進みます。
須留ヶ峰手前、大杉山山頂への尾根に取り付き暫く進むと尾根左に滝が架かっていますが
尾根からは見えないので水音を頼りに尾根左の斜面を下りて行きます。
道など無くかなり急峻な斜面で足元が滑りやすいので注意が必要です。
登山口から滝への下り口まで約90分掛かりました。
(ヤマビル注意です)
2015/04/06

Homeへ >> 滝Mapへ >> 朝来市Topへ >> ページTopへ >>